米ぬかって肥料に使えるの?
有機栽培のための
米ぬか活用のご紹介。
そもそも、米ぬかとは?
籾殻をとった状態の、
玄米を精米したときの皮のカス。
精米所で無料で手に入ることもあれば、
スーパーや道の駅などで買えます。
ちなみに、精米所で無料で入手する米ぬかは、
まさにいま、精米したばかりのものですから、
ある意味、無加工です。
だから、脂肪分が含まれていて、
水をはじいたり、固まりやすいようです。
一方、肥料用の米ぬかは、
脂肪分がぬいてあります。
ですので、カビが生えにくいなどのメリットがあります。
米ぬかの特徴
1.窒素は少なめ。リン酸が多い
2.微生物が大好き
3.単子葉類の野菜と相性が良い
ねぎ、玉ねぎ、とうもろこし、里芋など
米ぬかの使い方
1.畑に直接撒く場合
撒いたあとに、クワで耕す。
この場合、窒素を含む肥料が必要です。
混ぜたあとは、ガスが発生するので、
植え付けまで2週間くらい明けます。
効果は遅いので、
元肥として使います。
2.ぼかし肥料として
3.生ゴミや残さに米ぬかを混ぜる
微生物の餌となって、
堆肥にすることができます。
4.ヨトウムシのトラップや、灰カビ病の予防
米ぬかを保管する場合、
しっかり密閉して、
冷暗所にて保管しましょう。
とくに、精米所でもらってきた米ぬかは、
虫の発生率が高い気がします。
個人的感覚ですが。