元の家は、よくある地方の農業用の倉庫というか、
農業機材をしまっていたであろう倉庫。
木造の骨組みに、外壁としてトタンを一枚、
直に貼り付けている感じ。
こうした作業は大抵の場合、
後片付けから始まります。
まだ始まっていないのに後片付け。
ようは、残置物の撤去からですね。
ものを処分して広くなったら、
本格的な構想に入ります。
またこの段階で、
木部をはじめとした傷んだところ、
などを補修していきます。
今回、倉庫の奥の部分に個室を設けます。
倉庫には土間コンが打設してありますので、
その上にブロックを置きベニヤを直貼り。
時間に余裕があれば、ブロックは接着税で
固定および高さ合わせ、水平を出したほうが良いですね。
ベニヤを貼り終わったら間仕切り壁の作成と、
内壁の作成です。
そもそも、倉庫だったので、
外壁というか、トタンの内側がそのまま露出していましたので、
無機質どころか、「外壁の裏」そのままでした。
なので、ここでもやはり、
下地として贅沢に、
OSB合板を張り合わせていきます。
ところどころ、電気コンセントのための穴を明けながら。
途中、スイッチボックスのための穴を忘れたところは、
ジグソーを使って開口します。
居室の外側、
つまり倉庫側は、板材を横方向に流します。
もう、ここまで来たら何でもやっちゃいます!
開き戸も追加して設置しました。
引き違い窓の設置も手慣れたものです。
しかし、それにしても、基地というとなんで
こうもワクワクするんでしょうね。w
さて、部屋の天井も、
屋根裏むき出しではなくて、
板材を張り合わせていきます。
天井をひとまず仕上げたら、
下地のままの壁を仕上げます。
アクセントとして板材を張り合わせた面と、
すでにこねあわせてあるタイプの漆喰を
手で塗っていきます。
コネ合わせる環境があれば、
粉から練ったほうがお得ですよ~。
その他、要所要所で、
briwax で色を塗ってアクセントにします。
さらに、まだ仕上げてない壁と床は、
ワトコオイル を塗装して仕上げました。
画一的な配色・デザインでないのは楽しいですね。
ちなみにココは、雪も降るような地域。
断熱材をほとんど使用してない倉庫を、
そのまま仕上げてしまったのでやっぱり暖がほしいですね。
ということで、
薪ストーブを設置します。DIYで良いのは、
巻ストープの設置もDIYでなんとかなってしまうことですね。
自宅は、それなりの価格の中古住宅だと、
DIYで薪ストーブの設置は、
ハードル高いですけど。
寒いとき、寒い地域ならではですけど、
こうして火があると料理が一層美味しくなります。
温かい薪ストーブと、美味しい料理で休憩しながら、
倉庫の残りの部分を工房へと変化させていきます。
作業スペース、収納スペース、
見栄え、使いやすいさを考え、
レイアウトしていきます。
この時が一番楽しいですね。
それにしても、これらの作業は
大変手間のかかる作業でありながら、
撮影もセルフでされてるので感服です。
今回は総集編ですので、
ぜひ、一話一話、他の動画も見てください。